2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で世界の頂点に立った日本代表。その立役者のひとりである大谷翔平選手をはじめ、多くの日本人野球選手が今、アメリカのMLBや世界の舞台で目覚ましい活躍を見せています。野球は、もはや単なる人気スポーツにとどまらず、「国技」といっても過言ではないほど、日本国内で圧倒的な支持を集めています。
中でも、近年大きな注目を集めているのが、阪神タイガース。フランチャイズである甲子園球場は、連日満員御礼が続き、チケット入手は至難の業。熱烈なファンに支えられたタイガース人気は、NPB(日本プロ野球)を牽引する存在となっています。
甲子園といえば、プロ野球だけでなく「高校野球の聖地」としても知られています。春夏の全国高等学校野球選手権大会は、今なお多くの人々の心を熱くさせる夏の風物詩。さらには、野球以外の競技やイベントにも「〇〇甲子園」という言葉が使われるなど、「全国から頂点を目指す場」の象徴的な存在として、その名を広く知られています。
ちなみに、この「甲子園球場」は大阪のイメージを持たれがちですが、実際に所在地は兵庫県西宮市。これは、東京ディズニーランドが実は千葉県浦安市にあるのと同じような話かもしれません。
アクセスも非常に良好で、新大阪駅から車で約30~40分、大阪国際空港(伊丹)からなら25~35分程度で到着できます。国内外からの観戦客にもアクセスしやすい立地が、人気の一因となっているのかもしれません。
日本野球の熱量を体感するなら、まずは“聖地・甲子園”を訪れてみてはいかがでしょうか。